猛暑と台風と自販機と
- tumsatryt
- 2018年8月1日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
先日、ニュースでNHKのゴールデンタイム進出を果たし、浮かれている有賀です。
夏合宿第2クールが終了しました。
連日の猛暑で疲労感が隠し切れません。
ちなみに飲み物の消費も激しく、ハーバーの自動販売機の売上にはかなり貢献しております。あれのポイントカードとかがあったら間違いなくプラチナ会員になってますね。はい。
が!そんなことを言っている場合ではなく、8月半ばから乗船に行ってしまう僕に、もうあまり時間は残されていないので、気合を入れて頑張っていきます。
今クールは、前半の3日間は通常練習行いましたが、4日目は台風の接近していたため合宿所の大掃除を行い、合宿解散としました。
まず、練習のご報告をさせて頂きます。
最近は南風の海面ばかりでしたが、今クールは台風の接近に伴い、北東~南東の風で、すべり練習&動作練習を中心に行いました。
すべり練習では、東風だったこともあり風向風速があまり安定せず、変化の激しい風でした。
このような海面でのすべりは、艇の上り角度の調整、セールの引き込み具合の調整、コントロールロープのトリムはもちろんですが、心の冷静さを保つことも重要だと思います。
特に順風程度から一気に微風程まで風が落ち込み、艇速が遅くなった場合、僕は冷静さを欠いてしまい、オーバーヒールをかけてみたり、ブームを必要以上に外へ出したりしてしまいがちです。
ここで、いかに素早く艇の減速を認め、そこに吹いている風での最大限の艇速の実現に集中できるかがカギとなります。
このように、熱いレース中に、風の変化にどれだけ冷静に対応できるかが肝心だと思います。
そして動作練習では、各艇各動作に磨きをかけました。
上級生に関しては、もう既に動作はある程度できています。そこで秋までの動作練習で何を磨いていけばよいかと考えると、僕はコンビネーションだと思います。
ダブルハンド艇では2人の息がぴったり合った動作を行わなければ船は失速します。
息ぴったりの動作を行うためには、ヒールアンヒールの具合や、逆ジブの長さ等の細やかな感覚を、その2人の中で合致させていく必要があります。
これは上級生といえどもまだまだできていない部分であるし、秋までに精度を上げていく価値のある部分だと思います。
各艇内で感覚を擦り合わせ、このようにコンビネーションの合った動作ができるようになれば、動作でさらにレベルアップできると思っています。
以上、練習のご報告です。
さて、今回台風12号が江ノ島に接近しました。
普段と逆で東から西へ進路をとることや、ニュース等で頻繁に報道されていたため、想定外の被害も危険視していましたが、とりあえず江ノ島には甚大な被害はありませんでした。
海洋大のヨットも無事台風をやり過ごすことができ、ほっとしました。
去年の台風21号で被害にあった時の経験を活かし、今回はバースを陸側へ移動させて頂けたことも、被害がなかった一因だと思います。
これからも、去年の経験を活かし、荒天時の対策はしっかり講じていきたいと思います。
それでは、暑さに負けず、残り少ない練習時間を大切に、精進して参ります。
自販機、夏限定キャンペーン!とかでもうちょっと安くなればいいのになぁ・・・。
有賀
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