11/19-24 全日本470
- tumsatryt
- 2019年11月27日
- 読了時間: 4分
更新日:2019年12月1日
4年、470の廣井です。
私と角龍は11月の19~24日まで、江ノ島で行われた全日本470選手権に参加していました。
19日は艇とセールの計測、20~24日の5日間はレースという長丁場でした。
初日からの2日間は予選レースで、そこから上位半分はゴールドフリート、下位半分はシルバーフリート分かれてレースを行うので、私たちはゴールドフリートを目指してレースに臨みました。
初日は10mオーバーの北風が吹き沈艇が多く出た中、私たちは何とかフィニッシュできました。
2日目は前日よりも風は落ち着き中風域の中4レースを消化し、予選シリーズは終わりました。
私たちはスタートは良くなかったものの第4レース、第5レースでは何とか順位を上げていくことができ、目標にしていたゴールドフリートに残ることができました!
3日目は初日と同様に10mオーバーの風が朝から吹いており、更にそれに加えて雨が強く,
海上は非常に視界が悪い状況が続いていました。
一旦陸上でAP旗が掲揚されお昼頃まで陸上待機になった後レース委員会がこれ以上の視界の良好は見込めないとしてAPAが掲揚され、この日のレースはなくなりました。
そして4日目です。朝から1日目や3日目に増して風が強く15m以上の風が吹いていました。
更に雨も強く、内心「今日もレースはなしかな」と考えていたお昼頃、まさかまさかのD旗掲揚、私たちは覚悟を決めて出艇しました。海上では私が7年間のヨット生活で経験したことのないような強風が吹いています。自分たちの確認不足などもあり艇のトラブルがありましたが、スタートには何とか間に合い、スタートすることはできました。
間に合ったのは良かったのですが、中々上位陣についていくことはできず2上のマークをまわってしばらくしたところでタイムリミットの時間になり、運営艇からハーバーバックの指示を受けました。
フィニッシュできなかったにも関わらず今まで経験したことないような強風のレースを沈なしで乗り越えたことに謎の達成感を感じクルーとハイタッチを交わしました。
しかし、ハーバーバックするまでに沈をしてしまい、結局メインセールを降ろしてレスキュー艇に曳航してもらうことになりました。情けないです。
最終日はまたしても朝から風は良く吹いており強風で1レース、その後、風速は下がり中風域で1レース行われました。そこからは風向がなかなか安定せず、レースの途中でNAが掲揚されて大会は終わりました。
5日間と普段しているレースに比べれば長い大会でしたが、多くの人のサポートのおかげでなんとか無事乗り切ることができました。
私は去年の全日本個人戦に出場できたにも関わらず、自分の力不足ゆえに強風のレースで全く走ることができず、良い思い出を残すことができませんでした。
さらに今年の秋インカレでは全日本には行けず、最終レースで2回も沈をして、DNFをつけるというレースをしてしまい、引退した後もそのことを考えてモヤモヤしていました。
そんな悔しい思いを持ったまま私は引退していたので、全日本470に出場できることが決まった時は,大会は違えども全日本という舞台でリベンジできる、海洋大ヨット部としてもう一度レースができることにとてもうれしく思いました。
そして今回の大会は今までのように「悔いの残るレース」には絶対にしたくないという気持ちで臨みました。
結果、もちろん各レースでの反省などはありますが、苦手な強風域でのレースでも去年よりも成長を感じることができ、大きな悔いを残すことなく大会を終えることができました。
本当に良かったです。
先ほども言いましたが、この大会を戦う上で多くの人達に支えてもらいました。
平日でも爆風の中でもレスキュー艇をだしてくれた現役部員、松田監督をはじめとするOBさん方、わざわざ遠いなか応援にかけつけてくれた私の両親と角龍のご両親、一緒に戦ってくれた他大のみなさん、本当にありがとうございました!!
長くなりましたが、この大会をもって私は完全に海洋大ヨット部を引退となります。
私たちが引退した後のヨット部は人数的には厳しいですが、それでも現役部員は頑張っているので、私のできることがあればサポートをしていきたいと思います。
また、OBさん方や保護者のみなさん!!一生懸命に現役のみんなはやっていますのでこれからも海洋大ヨット部の応援よろしくお願いします!
エントリーNo31 4706 廣井 角龍 13 23 26 12 15 DNF 22 32 143点 31位

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