求む「根性」と「メンタル」‼︎
- tumsatryt
- 5月29日
- 読了時間: 2分
お世話になっております。2年スナイプクルーの甲村です。
5月24日・25日に開催された江ノ島オリンピックウィークに、海洋大学からはスナイプ級で3艇が出場しました。スナイプ級には90艇以上のエントリーがあり、私にとってはこれまでに経験のない大規模なフリートでした。
艇数の多さから、スタートラインはかなり長いことを想定していましたが、実際はそれほどでもなく、その分スタート時の位置取りや加速の技術が非常にハイレベルでした。私は2年の坂口とペアを組んで出場しましたが、ラインの見誤りにより、スタート直後から他艇の加速に全くついていけず、大きく出遅れてしまいました。
レース後、本船から撮影されたスタート直前の写真を確認したところ、私たちがいたと思われる位置はラインから10艇身ほど後ろであり、これでは良いレース展開ができるはずもありません。また、スタートでリコールだと思っていた艇も、実際はラインからかなり後方に位置していたことには驚きました。
この経験から、他艇に合わせてラインを見るのではなく、前に出て自分の目でしっかりとラインを判断することの大切さを痛感しました。たとえラインが凹んでいても、本船付近の混雑しているエリアからスタートを切ることが、ビッグフリートでは求められると強く感じました。
また、自分には「根性」と「メンタル」がまだまだ足りていないことも痛感しました。根性とは、きつい状況でもハイクアウトを続けること、リーチングでランチャーシートをしっかり引き切ること。メンタルとは、スタートで前に出る勇気、他艇にルームを与えない強い意志、そしてポートアプローチでレイラインのタックを一発で決める判断力などが求められると感じています。
今回のレースでは、多くの課題に気づくことができ、とても良い経験となりました。幸いなことに、6月には多くのレースが控えています。今回の反省を活かし、実戦を通じてしか得られない学びを一つひとつ積み重ねていきたいと思います。
話は変わりますが、嬉しいことに多くの1年生が入部を決めてくれました。新しい風を吹き込んでくれる彼らに刺激を受けながら、「このままでは1年生に抜かれてしまうかも…」という焦りをモチベーションに変えて、気を引き締めて練習に励んでいきます。
次にブログを書くのはいつになるでしょうか?もしかしたら、もう書かないのでは……なんて思いつつ、今回のブログはこの辺で終わりにしたいと思います。
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