top of page

寒いけど頑張るニャー

  • tumsatryt
  • 2023年12月7日
  • 読了時間: 2分

スナイプ3年池田和樹です。

師走の第一週、練習は『金猫杯』というレースから始まりました。『金猫杯』とは、いわゆる草レースと言われるもので、大学生はもちろん、各大学のOBOGや江の島の地元の方々も参加するレースです。レースは真剣に行われますが、楽しみという要素が強いのが特徴です。また、この『金猫杯』には他のレースとは一線を画すルールがあります。そのルールとは、スキッパーとクルーをレース中に入れ替えなければならないというものです。通常のレースでスキッパーとクルーを入れ替えることはほとんどありません。このレースには同期の鎌田理瑚と参加しましたので、その様子を徒然なるままに書きつくろうと思います。


12月に入り、息を吐くと白く見え、本格的な冬が始まったなと感じています。風の予報では、午後から風が落ちるということでしたが、朝の段階では風速が6~8mあり、メントリが必要だと覚悟を決めて、コーヒーを片手に江の島まで続く橋を渡り、ハーバーに向かいました。風が強いとハイクもできて、飛びタックもできて楽しいのですが、僕と理瑚のペアは、風が弱い時の方が結果が良いということを秋インの経験から知っていました。なので、メントリが必要な風には少し苦手意識があります。これは理瑚も同じでしょう。秋インの予選でも決勝でも理瑚と乗っていましたが、いざ乗ってみると、そんなに2人で乗っていた時から時間はたっていないはずですが、なんだか懐かしい気持ちになりました。もう理瑚と乗る機会はないと思っていたものですから、一緒に乗れて感慨深いものがありました。2年の頃は喧嘩が絶えませんでしたが、今は頼れる同期だとリスペクトしています。


緊張すると思っていましたが、レースが始まると意外に緊張はしませんでした。というのもレースが始まる前、5分前のクラス旗、4分前のU旗に気づかず、レースが始まる2分半前に気づいたものですから、緊張する暇もなかったという表現が正しいかもしれません。レースは最終的に2レース(3レース目はノーレース)だったので、スタートの機会は3回ありましたが、すべてのスタートの旗を見逃しました。(ホーンをもっと大きな音にしてほしいですね、笑)レースの結果はまずまずでしたが、70艇もいるレースに参加できたので良い経験になったと思います。レース後は海上でくじ引きがあり、時間をかけてくじ引きを引いたものの結果ははずれでした。閉会式の際のじゃんけん大会も僕は勝てませんでしたが、後輩の河野伊久太は5㎏のみかんを持って帰って来てくれました。今年の練習も残すのは2週です。寒さに負けず頑張ろうと思います。



 
 
 

Comments


copyright © Tokyo kaiyo sailing team.

bottom of page